もも丸はお口の中にすんでいる上顎第三大臼歯（親不知）の妖精です。
お口の中のグルカン城にすむ歯周病菌や虫歯菌といった鬼達といつも戦ってくれています。
もも丸の武器は背中にしょった少し長めのハブラシ。でも、お口のおくのおくまで届いてみがいてくれる素敵なハブラシです。
そして、もうひとつ。腰に付けた袋の中のアパタイト団子やフッ素団子で痛んだ歯を治してしまいます。

上顎第二乳臼歯の妖精。
まだ子供なので、鬼退治というよりもじゃれて遊んでしまうのがたまにきず。もも丸一家のマスコット的存在。
しっぽ部分が歯ブラシや歯間ブラシに変化してお口の中をきれいにしてくれる。注意散漫だが、もも丸の言うことは忠実に守っている（つもり・・・）。

上顎犬歯の妖精。いつもぽ～っとしていて、正体がつかめない。
泣き声もキジなのに「ぽ～う」と鳴く。名前はその鳴き声に由来するらしい。
時どき思い出したようにしゃかりきに動くことがあるが、どちらかといえばパニクっているように見える。
なぜか自分をフラミンゴだと信じていて、いつも片足立ちでいる。

下顎第一大臼歯の妖精。頑固に歯を守ることに徹するようにと名付けられた。
とても頑固で、なかなか もも丸のいうことを聞かず,仕事をしない。
しかし一度仕事をする気になってくれれば、その仕事っぷりには妥協がない。まさに職人肌といえる。

グルカン城に住みつくバイキンたち。
主に砂糖を主食として生活している。
歯に穴をあけたり、骨を溶かしたり歯肉を腫れさせて喜んでいる。
もも丸たちが使うはぶらしが大の苦手で、フッ素団子やアパタイト団子にいつも手を焼いている。